ホイアンで日本人のお墓参り
- 2020/8/31
- ホイアン観光名所
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17世紀前半の30余年間は徳川幕府の政策として朱印船貿易が奨励され、ホイアンにも数百から数千人の日本人が住んでいたとされております。その後の鎖国令によって、多くの日本人は帰国したが、数百人の日本人が残ったとされております。その当時に亡くなった3人のお墓が現地の人によって大切に管理されております。近くの市場でお花とお水でも買って、自転車でお墓参りはいかがでしょう。車でも行けない事はないのですが、道路から少し歩きますし、車を止めると迷惑になる田舎道ですので、自転車で行かれる事をお勧めします。各場所共、少しわかりづらいので、以下リンクを参照ください。
https://www.google.com/maps/d/edit?mid=18cdErIHCgYDY9ywPqTMNkvA9TWHPad-Z&usp=sharing
谷弥次郎兵衛さんのお墓
お墓の横にある墓標によると、1647年、日本の貿易商人谷弥次郎兵衛ここに眠る。言い伝えによれば、彼は江戸幕府の外国貿易禁止令に従って日本に帰国する事になったが、彼はホイアンの恋人に会いたくてホイアンに戻ろうとして倒れた。
この彼の墓は母国の方向、北東10度を向いている。この遺跡は17世紀にホイアンが商業港として繁栄していた当時、日本の貿易商人と当地の市民と関係が大変友好的であった事の証である。とある。
田んぼの真中を突き抜ける道の途中にあります。この道沿いには、アヒルが養殖されていたり、水牛が草を食べていたり、釣りをする人々、季節によっては蓮の花が綺麗に咲いたり、そして夕日の眺めが綺麗なので、旅行者のサイクリングコースにもなっており、散歩を楽しむ人が多くいます。
2番目の写真にある、田んぼの真ん中に続く細い道を進むとお墓があります。曲がり角には標識があります(1番目の写真)
藩次郎さんのお墓
谷弥次郎兵衛さんのお墓から近い大通り(Hai Ba Trung通り)に出て左折し、500メートル位進むと左側に以下の標識が見つかります。
お墓は隣接した民家の方が管理しているようで、たまにお線香をくれたりします。
考文賢具足君さんのお墓
藩次郎さんのお墓を出て道を左折すると、直ぐに右へ入って行く道がありますので、それを右折し、約250メートル進み、二本目の道を右折 (下記一番右側の写真)。T字路の突き当りを左折して直ぐ右側の植木の間(下記、真ん中の写真)を進みます。
