

もう3年前になりますが、ダナンへの旅に出たのは2013年。
私は当時、仕事で行き詰まっており、自分自身へのご褒美、そして現実逃避を兼ねてダナンの高級リゾートホテルへ宿泊することにしました。
成田国際空港からホーチミンのタンソンニャット国際空港を経由してダナンに到着。ダナン国際空港からタクシーにてソンチャ半島にある2013年オープン間もないインターコンチネンタルホテルへ。
ホテルの敷地内に入るにはセキュリティがしっかりしており、自分の名前を警備員に伝え宿泊者名簿と照らし合わせ入場するシステムです。
Intercontinental Da Nang Resort
インターコンチネンタル ダナンは、ソンチャ半島の北側が全てホテルの敷地という程広大です。部屋は全室1棟独立したコテージ風のヴィラタイプです。
部屋の写真を撮り忘れてしまいましたが、白と黒を基調にした落ち着いたデザインで、テラスから眺める景色が最高でした。
電動カートで部屋まで移動
フロントからは定期的に巡回している電動カートに乗り、自身の部屋まで移動します。
部屋に行くまでの道のりも自然が広がっており、ちょっとした公園やテーマパークのようなイメージにも思え、ワクワクした気持ちになりました。
部屋からビーチやプールに行く際も、電動カートを呼んで移動することが出来ますが、このシステムは少し煩わしく感じました。
プライベートビーチ
部屋の眼下から見える海は、「沖縄やハワイの海のように抜群に綺麗な透明度」とは言い難かったですが、部屋から見る夕日や朝日は目を奪うものがありました。
また、ソンチャ半島から少し離れたミーケビーチよりも波は穏やかで、プライベートビーチ沿いでまったり過ごすにはとても良かったです。
夕食は海辺まで降り、「BAREFOOT(ベアフット)」カフェ&レストランにて、キャンドルが置かれたテーブルでシーフード料理を満喫。
昼間はカフェとして利用し、ビーチから吹き抜ける風がとても心地よく癒やされました。
全体を通して非常によかったですが、当時はオープン間もないこともあり、日本人が求める手の行き届いたホスピタリティーにはやや遠かったような気がします。
しかし、現在は非常に良いサービスになったとインターネットの口コミでも聞きます。
ホイアン旧市街観光へ
ソンチャ半島にひっそりと佇むインターコンチネンタルホテルですが、周囲は山と海に囲まれ何もないのが難点です。
特にオープン間もなかった2013年当時は、アクティビティもあまり充実しておらず、ホテルで1日過ごすには少し退屈でした。
そこで、折角なので車で1時間程で行けるホイアン旧市街まで観光することにしました。(ホテルからホイアン旧市街までの往復シャトルバスが1日に何本かあります)
ホイアン旧市街は、これぞベトナムと言った歴史的な町並みで風情があり、どこか懐かしく感じる雰囲気がします。
ちょうどレンタル自転車の看板を目にしたので、自転車を借りて散策しました。確か半日レンタルで5ドル(約500円)くらいだったと思います。
自転車で散策しながら町並みを見ると、昔にタイムスリップしたような感覚を実感しました。
雑貨を売っているおばあちゃんや、平日にも関わらずそこかしこで昼寝している人達、そして自転車で散策し通りすぎる度に笑顔を振りまくベトナム人に魅了されながら、余暇を過ごすことが出来たと思います。
ホイアン旧市街に住む・働く人たちが非常にのんびりした雰囲気で個人的にはとても気に入りました。
日本の場所に例えることは難しいですが、建物などは金沢の東茶屋街の長屋のような印象もありました。夜になるとランタンの灯りが綺麗で、こちらはアニメに例えると千と千尋の神隠しのような雰囲気にもなりました。
インターコンチネンタルホテルからホイアン旧市街へのアクセスが悪かったのがデメリットでしたが、リゾート気分と歴史的な町を両方楽しめたのは良かったです。
今回、個人旅行の一人旅でしたが、とても充実した旅が出来たと思います。

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