ベトナムオフショア徹底ガイド。開発単価やコストは?リスクは?オフショア企業は?全部まるごとわかります

ベトナムオフショアが熱い!なぜ選ばれる?そのワケ

ベトナムオフショア、正直どうなの?

企業の間で広がりを見せる「オフショア開発」。オフショア開発とは、システムやアプリの開発や制作を海外で行うことを指します。海外に外注することで、開発コストや人件費を削減でき、企業には大きなメリットとなることが特徴です。その中でも今特に注目されている国が「ベトナム」ではないでしょうか。事実、オフショアを行う企業の多くが、中国を抜いてベトナムで活動しています。日本から飛行機で5~6時間ほど、また時差も2時間程度しかないベトナムは治安の良さも去ることながらベトナムの国民平均年齢が28歳と若いのも特徴のひとつ。明るく、向上心豊かなベトナム人は体力面でも、また勤勉さも日本人とひけを取らず、優秀な理系人材が多い事でも知られています。親日国家であり、ビジネスがやりやすいという点も大きな魅力です。

ラボ型開発と受託型開発はどこが違う?

オフショア開発には大きくs、「ラボ型開発」と「受託型開発」の2つの形態があります。受託型開発とは、単発・スポットでの案件を行う形態のこと。お客様のプロジェクトに合わせて、一日単位から、即日で案件をスタートさせることができます。それに対してラボ型開発とは、一定期間、お客様が要望する案件に対し専属製作チームを設け、常時ベトナム人スタッフを確保するものです。どちらの場合も、自社のスタッフと同様、直接業務指揮を出す形態になります。最初からラボ型開発は不安、また長期での契約は不要という場合には受託型開発を、より低コストで、長期にわたって優秀な人材が欲しい場合にはおすすめです。

開発単価は日本と比べて3割~6割のコスト削減とメリットが大きい

採用するスタッフのスキルや、日本語習得レベルなどによって単価は異なりますが、ベトナム人一人あたりの単価は、日本人一人よりも3割~6割ほど。同じ業務を日本人にやらせた場合に比べ、利益率が高くなります。また、若くて能力の高い人材が多いため、しっかりとした指示、教育を行えば企業の大きな力となってくれます。オフショアのメリットが高いとされる案件は、システム構築や開発案件、またWEB制作、コーディングサービス、コミュニケーター(進行管理窓口・通訳)、データ入力など、設計が予めされているもの、日々のWEB作業で更新などが主なものになります。

日系企業も多く、日本語獲得者も多いのが特徴

2016年より、ハノイの小学校で第一外国語として日本語教育が試験的に開始されました。すでに中学校や高等学校では日本語を第一外国語として認定、教育も実施されています。また、キヤノン、ホンダ、トヨタといった大手企業をはじめとする日系企業もベトナムに参入していることから、日本語を習得し、現地の日系企業に勤務するベトナム人も多く存在しています。日本とベトナム間で交わされた「日本・ベトナム経済連携協定」が示すように、両国間の友好関係もビジネスシーンでは大きなメリットとなるに違いありません。

短納期案件や緻密さを伴う作業は苦手な点も

メリットが多いベトナムオフショアではありますが、デメリットもあります。そのひとつに、スタッフへの「指示・教育の手間」が挙げられます。日本人スタッフに伝えるのとは異なり、ひとつの案件を指示するのに細かく、また適切に指示をすることが求められます。日本人の間にあるような「あうんの呼吸」や、「あいまいな表現」ではベトナム人スタッフにはその真意が伝わりません。そのため、短納期の案件や、コミュニケーションを密に取りながら緻密に進めていく案件は、時間のコストばかりかかってしまう恐れがあります。

時間の管理や文化の違いが行き違いを起こす例も

ベトナムと日本の違いは、時間の観念にもあらわれます。その顕著な例としては、「納期遅れ」。時間の間隔が日本と比べてゆったり、のんびりしている点はベトナムだけでなく東南アジア諸国全体に言えることでもあります。また、家族想いで、仕事よりも家族を優先するのもベトナム人の特徴です。家族が入院する、といった事態には仕事を休んで看病するほど情に厚い一面もあります。さらに、ベトナムの祝祭日は毎年日にちが変わるため、スケジュールを組む際もきちんと確認しておくことがトラブル防止につながります。

 

ベトナムオフショアの単価っていくら?

平均単価はずばり185,000円!(ラボ型開発の場合)

受託型案件では、エンジニア/プログラマーが1日あたり14,000円~、デザイナーは12,000円~、データ入力、CMS入力などの案件は9,000円~、また一月毎の契約ですとデザイナーは265,000円~、エンジニア/プログラマーは310,000円~、データ入力、CMS入力などのBPO関連は、195,000円~契約が可能です。

一方、ラボ型開発の場合は、1年単位での契約となり、その後1年毎の自動更新となります。

ベトナム人スタッフを3つのレベルに分けて、そのレベルに応じて人件コストが変わります。例えばシステムやアプリ開発などを手掛けるエンジニア・プログラマーの場合の一人当たりの月価格は以下の通りとなっています。

1 スタッフレベル(国立工科大学新卒レベル) 195,000円
2 ミドルレベル(実務経験1年以上) 215,000円
3 リーダー/シニアレベル(実務経験3年以上) 240,000円~

日本で同レベルの制作を行うことに比べ、はるかに低価格での制作が可能です。

※この価格は後に紹介する代表的な企業3社が約束するものではありません。あくまで目安としてご参考ください。

ちなみに他の国と比べると…

オフショア開発は、ベトナムに限ったことではありません。中国、インド、フィリピンなどでもオフショア開発は行われています。エンジニア/プログラマーの場合、コストが高い国は中国で250,000~350,000円、次いでインド、フィリピンとなり、現在、最もコストが低いのはミャンマーで120,000円~180,000円が相場と言われています。中国の人件コストが高騰し、日本人を雇うのと変わらなくなってしまったように、ベトナムや近隣諸国でも人件コストのベースアップは続いています。しかし、この上昇も長くは続かず、いずれ安定すると予想されています。

 

ベトナムオフショアで開発以外にも依頼はできる?

開発分野以外にも、さまざまなサービスが提供可能

IT関連企業に進む若者が多く、また優秀なエンジニアも多数輩出しているベトナム。そのため、スマートフォンのアプリ開発やプログラム開発などがメインとなります。しかし、それだけではありません。大規模サイトやメルマガなどの「WEBサイトコーディング」、サイトのページ、情報などの更新といった「サイト運用・更新」、画像の切り抜きや加工といった「画像加工サービス」、さらにはFacebookやTwitter、Instagramへの投稿代行などの「SNS運用サポート」など、幅広い分野でのサービス提供が可能です。

注目されている「BPO」案件

BPOとは、Business Process Outsourcingのこと。データ入力や、文字の校正などを専門業者に委託することで経営効率を向上させることはもちろん、プロジェクトを円滑に、またスピーディーに進められるという点からも、メリットの大きいもの。このBPO案件をオフショアで請け負うことも可能です。特にベトナム人スタッフは、業務中私語をすることも少なく、「この業務をお願いします」といったものに対して集中して行うことも得意としています。開発分野と合わせて、今後注目が高まる業務のひとつです。

デザインやフロントエンドコーディング、ECサイト運営にも着手可能

これまであまり着手されてこなかったデザイン案件においても、日本人スタッフがベトナム人スタッフに教育、また指示を行うことによって、WEBデザインのスキル向上につながっています。またフロントエンドコーディングや、ECサイト運営ができるベトナム人スタッフも年々増えています。

たしかに、教育コストという面で時間はかかりますが、それは日本人スタッフを教育する場合でも同じ。適切な教育を行いさえすれば、必ず応えてくれるベトナム人気質も、ビジネスにおいては、大きなメリットと言えるでしょう。

 

ベトナムオフショアの代表的な企業は?企業一覧はこちら

ベトナムオフショアのリーディングカンパニー「エボラブルアジア」

ベトナム観光の中心地としても人気のホーチミンで、オフショア開発のリーディングカンパニーとして事業を行っているのが「エボラブルアジア」です。もともと旅行事業をオンラインで行う企業として2007年に創業、2011年にはオフショア開発事業を開始。現在ではオンライン旅行事業、訪日旅行事業、およびオフショア開発の3本柱を主として、事業を展開しています。一番の特徴は「ラボ型開発のみ」を行っている点です。そのため、長期に渡るシステム開発を得意としています。

首都ハノイに拠点を置く「フランジア」

2013年創業の「フランジア」は、優秀なエンジニアが多く集まるハノイを拠点に、オフショア開発を行っている企業です。ハノイのほか、フィリピンやバングラデシュなどにも開発拠点を持つその背景には、「From Asia To The World」をスローガンに、アジア全体のITスキルを向上させたいという企業理念があります。「ラボ型開発のみ」を行っており、得意分野はインターネットサービスの開発、またスマートフォンアプリの開発です。IoTやVR、ARといった最新技術に関する開発にも長けているのが特徴です。

ラボ型から受託型開発まで。コストを抑えたオフショア開発が特徴「アイエフブイアジア」

ベトナムのリゾート地として有名なダナンを本社に持つ「アイエフブイアジア」は、WEBサイト制作・システム開発をはじめ、スマートフォンアプリの開発などを手掛ける企業です。2011年に創業。案件ごとの「受託型開発」と、専属スタッフとして活用できる「ラボ型開発」の2つの形態から、選択できるようになっています。また、首都ハノイやホーチミンなどに比べ、人材コストがかからない点も大きな特徴です。

 

コストやプロジェクトに応じて、オフショア開発を有効に利用しよう!

WEBサイトの制作やシステム開発、スマートフォンアプリの開発などさまざまな分野で活用できる「オフショア開発」。人件コストが低く抑えられるだけでなく、優秀なエンジニアを活用できるのも大きなメリットです。デメリット・メリットを理解したうえで有効に利用することが、ビジネスを大きく成長させるに違いありません。

↓ JTBならダナン・ホイアンのお得なツアープランも満載! ↓

Related post

この記事は参考になりましたか?

みんなの評価 
最低悪い普通イイネ!最高! (まだ評価されていません)
Loading...
※5段階の簡単評価です。
★を選択することで誰でも簡単に評価できますので「ポチッ」とお気軽にどうぞ。

スパム防止の為、コメントは承認制とさせて頂いております。特定の店舗・企業の紹介やURLを含むコメントは、基本的に表示されませんのでご了承下さい。(コメント内容を一部編集させて頂く事もあります)

  • Comments (0)

WEBクーポン無料配布中!

ダナンの各店舗で使えるお得なクーポン一覧をチェックできます。

ピックアップ記事

  1. ダナン両替所

    2016-5-9

    ダナン市街地の両替店「TAM THINH LOI」で一番お得に両替しよう!

    ベトナム ダナン旅行で必ず使うのが現地通貨のベトナムドン。 日本の空港で日本円からベトナムドンへ両…
  2. 2016-1-23

    バナヒルズ(Ba Na Hills)までタクシーをチャーターしてお得に移動する方法

    バナヒルズに限らず、各タクシー会社は、主要観光地までの正規チャーター料金が決まっています。 もし、…
  3. 2016-10-20

    ダナン市の人気ホテル8選。ベトナム ダナンで評判の良いおすすめホテル。お子様連れに人気のホテルなど魅力ポイントをご紹介!

    ベトナム ダナンには、リゾートホテルから安いゲストハウスまでたくさんの宿泊施設があります。 旅行者…

新着記事

  1. 2018-9-25

    ベトナムでオフショア開発する時の失敗事例は?何を気をつけるべき?

    ベトナムオフショア開発、何に気をつけるべき? 日本人とちょっと違う、ベトナム人気質 ベトナム人と…
  2. 2018-9-21

    ベトナムオフショアの課題・問題点ってなに?解決策はあるの?

    ベトナムオフショアの問題点を知ろう 問題点を意識して、スムーズな開発を ベトナムオフショア開発、…

ダナン関連ツイート

ダナン市のフリーWi-Fi

ダナン市は公共Wi-Fiを使える所があります

常にいつでもWi-Fiを使いたい際はポケットWiFiのレンタルがオススメ

ダナン旅行FAQ

ダナン旅行でよくある質問と回答一覧

Return Top