ベトナムオフショアのリスクって何?リスクに備えておくことは?

ベトナムオフショアのリスクって何?リスクに備えておくことは?

ベトナムオフショア開発のデメリットも存在する?

コストは安い、能力の高い人材が多い、日本語も通じる。メリットの高さはわかるけれど、やはりベトナムオフショア開発にはデメリットも存在します。実際に仕事として開発を委託するのであれば、デメリットやリスクをきっちりと把握しておくことはとても重要です。

近いとはいえベトナムは海外であり、連絡を密に取っていても、問題が持ち上がった時の対応はどうしても国内に比べて遅れがち。任せっきりにしてすぐに良いものが手に入る、というわけにはいきません。ここでは改めて、ベトナムオフショアのデメリット、リスクを考えてみたいと思います。

リスク(1) 日本語が通じても、日本人じゃない?

日本語教育の普及や親日国であることで、現場レベルでも意外なほどに日本語が通じるベトナム。最初は手探りで始めたオフショア開発でも、馴れた日本語でのコミュニケーションを続けていると、ついつい日本人相手の仕事と同じような感覚に陥りがちです。でもそれは、大きな間違いです。

日本語を喋っていてもベトナム人はベトナム人です。小さい頃から育ってきた環境も文化も日本人とは全く違う外国人。日本人同士なら通じる、いわゆる“阿吽の呼吸”は通じません。また意外と気がつかない部分ですが、かなり日本語に馴れているベトナム人でも、手書きの文字の判読率は悪いのです。日本人が英語の筆記体を読むのが難しいのと同様ですね。日本人同士ですら読めない走り書きなど論外ですが、ファックスで指示を出すときなど注意する必要があります。

リスク(2) 進行管理や時間に対する感覚のズレがある?

日本人はどうしても相手も同じ感覚を持っていることに馴れてしまっています。例えば「今日中に出来ますか?」とか「可能なら今日中にお願いします」と言われれば、それは日本人にとっては『今日中にやれ』という意味だとわかるのです。でも多くの場合、そう言われてもベトナム人はやりません。逆に言葉の通りに取って、最終的に今日出来なくでも良いのだ、と思ってしまうのです。こういったことが繰り返されると、プロジェクトの納期はどんどん遅れていってしまいます。

リスク(3) 報連相が苦手でマネジメント管理ができない?

日本人なら当たり前だと思ってしまう報連相(報告・連絡・相談)がベトナム人にはその習慣がありません。そのため、ミスコミュニケーションが起こってしまう、という報告もしばしば聞かれます。これは、マネジメントのしづらさにも直結しているといえるでしょう。

日本ならだいたいの工程表があれば、プロジェクト全体の管理がたとえ甘くても、「何となく」うまく進んでしまいがちです。しかし、ベトナム人は全体を見て作業をすることが得意ではない上に報連相も苦手。技術的なスキルは高くても、個人としてやるべきことに頭が集中して、自分以外の部分には意識が及ばないことが多いのです。

リスク(4) 日本人のイメージする完成度を求めることは難しい?

『微に入り細を穿つ』『神は細部に宿る』という考え方の日本人。美しいソースコードを書き、バグが一つもないシステムをみんなで作り上げることは、日本人だから可能なのでしょう。しかし、ベトナムオフショアに発注した場合は、そういった緻密な仕事はあまり得意ではありません。

「安いコストであっても良い技術者が揃っている」

というのが、ベトナムオフショア開発の最大のメリットでもありますが、時にはお互いが自分たちのやりやすいようにプログラムを書いて来る…そんな場合も。それらを組み合わせた時に思わぬトラブルへと発展する危険性もあります。

日本人がイメージする完成形を、ベトナム人にも共有し、一緒に作業を進めていくことで

このリスクは抑えられるといって良いでしょう。

リスク(5) 為替変動と国内経済リスクはどうなの?

ベトナムはまだまだ経済の基盤が弱く、産業構造としては貿易赤字が恒常的に続いています。

政府はベトナム通貨・ドンの切り下げと金利上昇政策を繰り返しており、コストの増加に繋がっています。経済成長著しいベトナムですから、仕方ない部分であると、割り切るしかありません。このところ比較的安定しているドンですが、とはいえ注意して、経済状況を見ていく必要はあるでしょう。

リスク(6) 対応する日本側でのコストを見込む必要がある?

上記の通り、ベトナムオフショアにはコストが安いゆえのリスクが多くあります。それにつまずき、失敗に終わらせないためには、しっかりとした日本国内での対応が必要です。じっくり確実な情報共有、プロジェクトを進めていくうえでその都度確認していく、プロジェクト管理、必要があればベトナムから納品になったプログラムの修正なども、見越しておかなければなりません。そのために日本側でもどうしてもコストがかかります。それも見込んだうえでのメリットを出して行く必要があります。

リスク(7) 社会主義国家であることのリスクは?

社会主義国家であるベトナムでは法律の改正が頻繁に発生し、その解釈がはっきりしていないものも多々あります。また労働者保護の観点が強く、企業にとって難しい場面も多くあります。このようなベトナムの状況は日本からキャッチアップすることは難しいですので、現地の信頼できる企業との連携、また日本法人との契約などがリスク回避に欠かせないです。

リスク(8) セキュリティのリスクは?

数年前まではセキュリティ意識の低い企業も多かったですが、最近はどのベトナムオフショア会社もセキュリティ意識が改善されてきているようです。ただ、日本では当たり前のことがベトナムでは実施されていないこともありますので、作業開始前にセキュリティ教育、作業環境の確認は必ず行ったほうが良いです。

リスク(9) 時差のリスクは?

日本とベトナムの時差は2時間です。日本の企業ですと始業が9~10時という会社が多いかと思いますが、朝型のベトナムでは8時始業の企業が多いです。一部のベトナムオフショア開発会社ではベトナム時間朝7時半から業務開始。これは日本における朝9時半のため、日本の始業とほぼ同時にベトナムも始業となり、時差を感じることなく業務が行えます。

リスク(10) 日本語が伝わらないリスクは?

日本語学習者の多いベトナムでは、日本語のレベルはかなり高く、日本語能力に起因する問題はそれほど多く発生しません。むしろ、多く問題が発生するのは、これは、日本国内でも同様ですが、あいまいな指示による認識違いです。これについては作業指示の出し方を工夫(説明に図を使う、数字を具体的に記載など)することで回避できます。

 

どうすればうまくオフショア開発を進めていける?

まずは、相手が外国人であることをしっかり認識すること。そして、語りかけるようにひとつひとつの言葉の意味を確認し、「共通の認識をしっかり持てているか」を意識して接することが重要です。また、変な気遣いや前置きの言葉を使わず、要望を簡潔な言葉で伝えること、さらには密な連絡を欠かさないようにすることも、特に大切です。

それぞれの成果物に対する正確性はもちろん重要ですが、あまり過度に細部を追求せず、広い心で全体を見ることがビジネスを円滑に進めていくうえで必要といえます。

ベトナムオフショア開発の話ではありますが、この考え方は、いってみればビジネスの基本姿勢のこと。

どうしても難しく考えがちですが、結局のところ人と人とが、仕事をするうえで基本姿勢に大きな違いはないのではないでしょうか。

きちと齟齬なくコミュニケーションを取り、仕事を上手くまわしていく、というシンプルな視点に立ち、うまくオフショアを使って、あなたのビジネスをより良くしていきましょう。

 

ベトナムオフショア開発のリスクも知って、発注に役立てよう!

いかがでしたか?ベトナムオフショア開発も日本での開発、他国での開発と変わらず様々なリスクがあります。

「ダナン観光案内所」を運営する「IFV Asia」は、ベトナムでオフショア開発を営む日本法人です。長年のオフショア経験から、ベトナムオフショアのリスク回避方法、より良い開発方法、課題解決方法などご提案できますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

 

お問合わせは、日本法人での対応が可能です。詳しくは以下よりお問い合わせください。

ベトナム法人のご紹介

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Web : http://if-vietnam.com

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